「遺産相続の手続きはどうしたら良いのだろう」という疑問をお持ちではありませんか。
どんな手続きをしたら良いのか分からないとお困りの方もいらっしゃいますよね。
頻繁に行う手続きではないため、分からなくて困るのも、無理がないことです。
そこで遺産相続の手続きについて、簡単に紹介しますので、ぜひ目を通してみてくださいね。
遺産相続の手続きはどんな流れで進めるの？
遺産相続の手続きは、以下の流れで進めます。
・相続の開始……被相続人が亡くなった日
・遺言書の確認……遺言書の有無や内容を確認する
・相続人の調査……法定相続人の範囲を確定する
・相続財産の調査……預金・不動産・借金・ローンなどを確認する
・相続の種類を決める……相続放棄や限定承認なら3か月以内に手続きする
・準確定申告をする……必要があれば4か月以内に準確定申告をする
・遺産分割協議書を作成する……相続人で遺産分割協議を行った結果をもとに遺産分割協議書を作成する
・相続税の申告と納付をする……財産の課税価格が基礎控除額を越えていたら相続税の申告と納付をする
遺産相続手続きを進める上で基準となるのが、被相続人が亡くなった日です。
相続の開始が分かったら、相続人や相続財産について調べて、相続の種類を決めます。
また被相続人に確定申告の必要があれば、4か月以内に「準確定申告」をしなくてはなりません。
相続税の申告と納付は10か月以内とされていますので、期限内に完了させられるよう調査を進める必要があります。
まとめ
遺産相続では預貯金などプラスの財産だけでなく、借金やローンなどマイナスの財産も受け継ぎます。
相続税の納付は10か月以内となっていますが、相続放棄の手続きは3か月以内と期限が短めです。
手続き忘れや調査漏れがないよう、遺産相続手続きをするなら、専門家のアドバイスを受けることも検討してみてくださいね。
